Porsche Center Okazakiとして新たに永井宏明、上村優太のコンビが参戦する日が近づいてきた、Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSへのエントリーを発表。
2019年ARN Racingとしてフル・シーズンを走ったコンビは、Nine Racingとして今年も同じポルシェ911 GT3 Rで、鈴鹿、富士、SUGO、岡山国際サーキットのJapan Cupとして開催される全4ラウンドに挑む。
このPro-Amペアは前回、ホームグラウンドの鈴鹿で総合3位というベスト・リザルトを叩き出し、クラスで2つの勝利とポール・ポジションを勝ち取った。その後は国内のGT耐久シリーズのスーパー耐久へ参戦。スーパー耐久参加チームからはJapan Cupへの参加表明がすでに多数出ているが、今後さらなるエントリーが見込まれる。
「我々はNine Racingと共に、Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSのこれまでの全てのシーズンに参加してきたこともあり、新しいJapan Cupへ再びチャレンジする絶好の機会となるでしょう」と2017/18シーズンをフェラーリで走っていた永井はいう。「僕と上村は2019年にPorscheでとてもいいレースを見せていたこともあり、Japan Cupでの勝利を目指し同じコンビで戦います。他のエントリー・チームの強さは肌身で感じていますが、チャンピオンシップでのこれまでの経験が前半戦においてアドバンテージとなることは間違いありません」
Japan Cupという、日本のPro-AmとAmのチームに今年度の三分の二のイベントの獲得ポイントを与えるというSRO Motorsports Groupの新しいコンセプトは、すでにBMW Team Studie、ABSSA、D’Station Racing、CarGuy Racingといったチームの参加を惹きつけている。
Yogibo Racingのシルバー・チームもまたフル・シーズン参加を表明しているキャンペーンは、5月20-22日で行われるセパンで始まり、続く日本の4イベントと、10月のマダリカで完結する。