> Comet Racingがマルチ・クラスのプログラムを誇るJapan Cupへの参加を表明
> GTO Racing Teamも日本開催の4ラウンドに参戦
Comet RacingとGTO Racing Team。新たに日本の2チームが今年度開催のFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSのキャンペーンに参加することを発表。
2020年に設立されたばかりのComet RacingがHonda NSX GT3とMercedes-AMG GT4でシリーズ・デビューを飾る。2車種のエントリーで、鈴鹿、富士、SUGO、岡山国際の4拠点で開催されるJapan Cupでポイント獲得をめぐって走ることになる。
同チームのGT3枠のエントリーは元F1、Indy 500、Le Mansドライバーとして活躍した中野信治の指揮の下、Am-Amペアの辻子依且、山﨑裕介を擁する。両名共に、日本の国内線、スーパー耐久シリーズをComet所属のMercedes-AMG GT4で走り、後者の山﨑は2019年にCarGuy Racingとして GTWC AsiaのGT3クラスで参加している。
2021年のDubai 24 Hourに辻子と山﨑と共に参戦した坂井一裕と藤井正明もまた、同じくCometのMercedes-AMG GT4で帰ってくる。
同時に、Mercedes-AMG GT4でJapan Cupの4ラウンドを走るGTOは、トニー・フォン、ブライアン・リーのペアでGT4のランキング5位を獲得した、SRO Motorsports Groupの前身のアジア・キャンペーンだった2019年のチャンピオンシップの経験も活かせるだろう。現在、Silver-Amの共同ドライバーであり、Super GTでも常連の後者リーは、2017年の上海での一回限定のGT3レースでもパートナーを組んだ安岡秀徒と戻ってくる。
CometとGTOは、BMW Team Studie、D’Station Racing、Yogibo Racing、Porsche Center Okazaki、CarGuy RacingとABSSAに続いて、日本からの参加チームとしてフルシーズン、Japan Cup参戦を表明する最新チームなる。
GTWC Asiaのオープニング・ラウンドとなる5月20-22日のセパンを目前に控え、今後さらなるアナウンスをご期待下さい。