> スープラが6つのイベント全てに登場
TOYOTA GAZOO RacingがFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSのセーフティー・カーとしてオフィシャル・パートナーに就任した。
スープラは先月にセパンで開催されたシーズン開幕戦で既にフォーメーション・ラップの使命を果たし、その後5ラウンドを予定するアジア唯一のコンチネンタル・シリーズへのレギュラー参加を決めた。そして、続く4ラウンドはTOYOTA GAZOO Racingの本拠地、日本開催となる。
まさにFanatec Japan Cupの“チャンピオンシップの中のチャンピオンシップ”として、セーフティー・カーのスープラと同じGT4のスペックを伴うAkiland RacingとKoshido Racingがトラックに揃い踏みするかたちで鈴鹿、富士、SUGO、岡山国際に参加。
60分レース×2本でセーフティー・カーの役目を果たしながら、わずか4.3秒で時速0-100キロの加速と、時速250キロのトップスピードの制限により、スープラの生産モデルはFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSのグリッド・チェックにおいても申し分ないパワーを誇る。
ベンジャミン・フラナッソヴィチ、Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS ゼネラル・マネージャー:「今年は日本にフォーカスを当てたチャンピオンシップとなるため、率先してエントリーを決めてくれた伝説的な日本の自動車産業における象徴とも言える名前を迎えられることはとても大切な意味があります。そこにハマるクルマとしても、スープラほどの存在はないでしょうし、伝統に裏打ちされたパフォーマンス値を誇ります。セパンでの評判も高かっただけに、スープラが今後5つのイベントで活躍する姿が見られることも楽しみでなりません」
佐藤恒治、TOYOTA GAZOO Racingプレジデント:「SROモータースポーツグループと提携できることを大変嬉しく思っています。Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSは、アジアにおけるカスタマーモータースポーツの発展に大きく貢献してきました。TOYOTA GAZOO Racingも「モータースポーツを起点としたより良いクルマづくり」を目指し続けながら、カスタマーモータースポーツの発展に積極的に貢献したいと考えており、このような素晴らしいシリーズの支援とレースの安全な運営に貢献できることを大変感謝しています。」
鈴鹿開催の7月15-17日の日程から、初めての連続開催となるFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSのラウンドが行われるため、一週間後にはそのままチームやドライバーは富士へ移動する。その後SUGOと岡山国際のイベントを経て、チャンピオンシップとしては初めてインドネシアへ渡り、2022年シーズンとして10月のフィナーレを飾るべく、新設のマンダリカ・サーキットでの開催が待垂れる。