> Fanatec Japan Cupは継続して全アジア・スケジュールのキー要素に
> タイが初めてシーズン・オープンの舞台に
> Sportsland SUGOの代わりに茂木が開催地へ
2023年カレンダーの承認が得られ次第、来シーズンのFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSが6イベント、12レースの開催スケジュールとして返ってくる。
その核となるのはFanatec Japan Cupだが、日本のチームやドライバーに向け、チャンピオンシップの中のチャンピオンシップとしてカウントされる4イベントが再び開催される。
今年マンダリカのキャンセルのおかげで年間スケジュールが5週に減った。インドネシア・サーキットは2023年のカレンダーに入っていないものの、イベント総数はチャン・インターナショナル・サーキットが加わったことで6戦に戻る。チャンは2020年にコロナウィルスによるパンデミックが襲うまで定番の会場だった。
それ以上に、Fanatec GT World Challenge Asiaのシーズンはマレーシア以外では初めてのことだが、MotoGPのタイ会場が5月13日/14日にチームとドライバーを迎える。
続く開催は富士と鈴鹿となるが、順番は入れ替わり、連続開催とはならない。これらのイベントは、Fanatec Japan Cupとしてカウントされ、7月末にSRO Motorsports Groupにとって初めての開催地となる茂木が続く。
今年のように、岡山も8月にFanatec Japan Cupのフィナーレ会場となり、キャンペーン自体はその1ヶ月後にセパンで幕を落とす。マレーシアの日程は他の地域のモータースポーツ・イベントが決まり次第、発表される。
公式テスト走行はほとんどの場合、イベント前の木・金曜日に行われ、おそらく既存のドライバー・クラスのフォーマットも変更はないだろう。
だが現在資格は有しているものの、参戦には至っていないGT2車両の扱いは更新される。
暫定的2023年カレンダー
5月13/14日 – チャン・インターナショナル・サーキット – 2×1時間レース
6月17/18日 – 富士インターナショナル・スピードウェイ – 2×1時間(Fanatec Japan Cup)
7月1/2日 – 鈴鹿インターナショナル・サーキット – 2×1時間レース(Fanatec Japan Cup)
7月22/23日 – 茂木 – 2×1時間レース(Fanatec Japan Cup)
8月19/20日 – 岡山国際サーキット – 2×1時間レース(Fanatec Japan Cup)
9月 未定 – セパン・インターナショナル・サーキット – 2×1時間レース