スーパー耐久チャンピオンのチーム5ZIGEN は今季、HIROBON選手と川端伸太郎選手とともにニッサンGT-R NISMO GT3でファナテックGTワールド・チャレンジ・アジア・パワード・バイAWS にデビューします。
1989年に設立されたこのチームは、JGTC/スーパーGT、F3000/フォーミュラ・ニッポン、国内F3やラリー等これまでのプログラムにおいて、母国である日本で輝かしい歴史を持っています。
その後、スーパーGT300クラスを含む様々なカテゴリーで10年間技術協力を行った後、2020年にスーパー耐久のST-Zクラス(GT4)に転向。昨シーズンそのタイトルを獲得したことにより、3月の鈴鹿での開幕戦をニッサン車でHIROBON選手と川端選手で優勝したスーパー耐久と、ファナテックGTワールド・チャレンジ・アジアの 4戦からなるファナテック・ジャパンカップのGT3に戻ってきました。
HIROBON選手のレースキャリアのほとんどは、昨シーズンのドライバーズ・チャンピオンを獲得したTCRジャパンが中心でした。彼のペアドライバーには、今シーズンもGT300クラスに参戦するSUPER GTレース優勝者の川端選手が加入しました。
「昨シーズン、ファナテック・ジャパンカップは国内で大きな印象を与えました。そして私たちはこの競争力のあるスプリント・シリーズに参加することに非常に興味を持ちました。」とチーム監督の竹村心吾史はいう。「スーパー耐久では、我々のドライバーはプロ-アマの耐久フォーマットとなっている一方で、ジャパンカップでは日本ではユニークなスプリントのGTレース環境となっています。 後者は、HIROBON選手の既存のTCRの経験にも近いです。
「我々は3月の鈴鹿で素晴らしいスタートを切り、その形をファナテック・ジャパンカップに持ち込みたいと思っています。ニッサンは依然として非常に競争力のあるGT3車両ですので、5ZIGENとそのドライバーがすでによく知っているサーキットでクラス優勝と表彰台を目指して戦うことを期待しています。」
ファナテックGT ワールド・チャレンジ・アジアのフルシーズンは、5月12日~14日にタイのチャーン・インターナショナル・サーキットで始まり、その1か月後に富士でファナテック・ジャパンカップの「選手権内の選手権」が開幕します。その後の鈴鹿、もてぎ、岡山での計4戦で国内シリーズが完了し、マレーシアのセパンで2023年シーズンを締めくくります。