新しい日本のレーシングチーム、Maezawa Racingが、今年日本で開催されるファナテックGTワールド・チャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSの4戦に、ピティ・ビロンバクディ選手と横溝直輝選手とともに参戦します。
富士、鈴鹿、もてぎ、岡山にFerrari 488 GT3で参戦するこのチームは、国内の著名な起業家で慈善家の前澤友作氏によって設立されました。47歳のスタートトゥデイ社CEOは、2021年に国際宇宙ステーションを訪問して一躍世界的な名声を得たが、現代作品に多額の投資をしてきたアートコレクターでもあります。
現在、彼のもう1つの情熱であるMZスーパーカー・プロジェクトにより、彼は自身のモータースポーツ・チームを設立しました。
前澤氏コメント: 「創造性の結晶である、クルマの性能と可能性をより深く知るために、そして皆様にも知っていただくために、レースの世界に参戦することにいたしました。」
Maezawa Racingのプロ-アマドライバー・ラインナップはファナテック・ジャパンカップのポイントを獲得する資格はないが、その血統と選手権の経験を考慮すると総合優勝の候補となるでしょう。
タイ人レーサーであるビロンバクディ選手は、アジア最速のアマチュアの一人として知られており、その経験は自身のコンチネンタル・ファナテックGTシリーズにまで及んでいます。それに彼は、Maezawa Racingが今年エントリーした488 GT3にも精通しています。
ビロンバクディ選手コメント: MAEZAWA RACINGからオファーを頂き、⼤変嬉しく思っています。前澤総監督率いる新チームと気⼼知れた直輝と⼀緒にレースをすることをとても楽しみにしております。応援のほど、よろしくお願いいたします。
一方、横溝選手は元スーパーGT300チャンピオンで、昨シーズンは前澤氏に代わってMZスーパーカー・プロジェクトを指揮しながらファナテックGTアジアのシルバークラスタイトルを獲得しました。彼とケイ・コッツォリーノ選手は、2017年の富士で選手権での日本人初のレース優勝者にもなっています。
横溝選手コメント: MAEZAWA RACINGの初代ドライバーとして参戦出来ることをとても光栄に思っております。今年はとてもハイレベルなシリーズが予想されますが、前澤友作総監督指揮の下、チームメイトのPiti選⼿と⼒を合わせ、チャンピオンを⽬指します! また、ジェネラルマネージャーとしてチームが⼀丸となり、最⾼のパフォーマンスを発揮できるようにマネージメント⾯でも全⼒を尽くします。みなさま応援のほどよろしくお願いいたします。
ファナテック GTアジアおよびファナテック・ジャパンカップの現チャンピオンであるCarGuy RacingがMaezawa Racingチームを監督します。
富士は6月16~18日に2023年度シリーズの第3戦および第4戦を開催します。