> 岡山のGT4の舞台に初の新規エントリーが決定
D’stationレーシングのアストンマーティン・ヴァンテージとトヨタ・ガズー・レーシング・インドネシアのGRスープラは、8月18~20日に岡山で開催されるSROモータースポーツ・グループのGT4ジャパンレースに参戦します。
今年の最後から2番目のファナテックGTワールド・チャレンジ・アジア・パワード・バイAWSのラウンドは、ファナテック・ジャパンカップの最終戦を兼ねています。しかし、シリーズ史上初めて60分間のGT4単独レースを2回開催するという主催者の決定を受け、これらのレースはGT3マシンのみで行われることになりました。
GT4ジャパンへのエントリーが確定しているリストには、6月中旬の富士でレースを戦った車両や、開幕週末のタイで優勝したGRスープラが含まれています。トヨタ・ガズー・レーシング・インドネシアが一回限りの遠征で日本を訪れる際には、シルバー-アマペアのハリダルマ・マノッポ選手と野中誠太選手が再び優勝候補の一人となるでしょう。
D’stationもファナテックGTアジアとGT4ジャパンの両方に参戦します。チームのレギュラードライバーである星野辰也選手と浜健二選手は、2年前にヴァンテージGT8Rに乗り換えるまで、2020年と2021年に同車でスーパー耐久GT4(ST-Z)クラス準優勝を果たしています。岡山ではGT4のアマ-アマクラスに参戦します。
「GT4ジャパンはD’stationレーシングにとって非常に興味深い機会であり、私たちは非常に熱心にサポートしたいと思っています」とチームのマネージングディレクターでGT3ドライバーの藤井誠暢氏は語りました。「日本にはGT4スプリント選手権がなく、一部のアマチュアドライバーにとってGT3へのジャンプは非常に困難な場合があります。そのため、私たちはこの大会がクラスの重要な発展と舞台になると考えています。」
この試作は、GT4がファナテックGTアジアから日本のみを拠点とする新しい選手権に移行する可能性がある 2024年の前身となります。正確な詳細はまだ最終決定中ですが、SROは来年GT4が日本でより大きな存在感を持つことを期待しています。
「SRO がこのコンセプトを発表するとすぐに、これは良いアイデアであり、D'station が関与すべきものだと思いました」と藤井氏は付け加えました。「他のGT4チームも同意し、車両が岡山にエントリーして、このフォーマットにメリットがあることが証明されることを願っています。」
さらなるGT4エントリーは現在最終決定中です。
今年のファナテックGTアジアとファナテック・ジャパンカップシリーズは引き続き来週末 (7月14~16日) に鈴鹿で開催されます。