> AbssaとCraft-BambooがRd.5とRd.6にてポールポジションを獲得
> GT4ではBMW M Team StudieとAkiland Racing Toyotaがポールスタート
Abssa Racingの澤圭太とCraft-BambooのDani Juncadellaは、今週末のFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSのレースでポールポジションからスタートします。彼らは今朝行われた各予選でトップタイムをマークしました。
澤はQ1に挑んだ3人のシルバーランクドライバーの1人で、最速タイムを記録し、自身のランクの維持を見せました。しかし、Ling Kangのベストラップがトラックリミット違反で削除された後のことでした。Abssaのマクラーレンが序盤にトップタイムを出していましたが、スピンしたNK RacingとPorsche Center Okazaki 911を回収するためにセッションが赤旗中断となりました。
セッションが再開されたときには約8分が残っており、その時点でトップタイムをマークしていた澤はピットで待機。新たなアタックラップに挑まない選択をしたことから、LingがPhantom Pro Audiで0.4秒差でトップタイムを出しましたが、そのラップは最終的に削除されました。
Team 5ZIGENの日産は昨日の練習走行で良好なパフォーマンスを発揮し、Hirobonが再びそのポテンシャルを引き出し、2番手のタイムを記録。Amドライバーの中で最速タイムを記録し、ポールポジションをわずか0.023秒差で逃しました。
Lu Weiは3位でチャンピオン争いに絡んでいるチームの中で最高位のタイムをマーク。R&Bのポルシェは再分類されたLing、Anthony Liu(Craft-Bamboo)、Bian Ye(Climax Racing)を上回りました。Yuan Boのラップにより、トップ7の内、5人が中国人ドライバーというグリッドになりました。
しかし、チャンピオンシップの上位2チームは苦戦し、Vutthikorn InthraphuvasakとAbu Bakar Ibrahimはそれぞれ15位と16位に終わりました。
赤旗により、従来通りの予選展開にはなりませんでしたが、そんな中でも速さを見せたのが、富士と同様に、Craft-BambooのMercedes-AMGでした。
Juncadellaは近藤翼が130Rでスピンした直後に暫定ポールのタイムをマーク。ポルシェはクラッシュしたにもかかわらず、比較的無傷でコースに復帰し、Q2が残り8分で再開されました。
ピットから長蛇の列を作り、各チームがピットからコースイン。Triple Eight JMRのLuca Stolzが最初のアタックラップでJuncadellaのタイムを上回るラップを記録しました。しかし、Craft-BambooのMercedes-AMGが後方でさらに速いタイムを刻んでおり、0.2秒差でポールポジションを奪い返しました。
Mercedes-AMG勢は、2台体制でエントリーしているCraft-Bambooの85号車に乗るMaximilian Goetzのおかげでトップ3を総取り。Patrick Piletはこの週末Dennis Olsenの代役参戦となり、R&BチームメイトのLu同様の3位となりました。
Dennis Lind(Climax Racing)とAlvaro Parente(HUBAUTO RACING)がトップ6を完成させました。
GT4の予選ではBMW M Team StudieとAkiland Racingがトップに立ちました。加納政樹がQ1ではポールポジションを難なく獲得しましたが、Q2ではMax Oridoと阪口良平の間で劇的な争いが勃発。
BMWは速いタイムを記録しましたが、トヨタは0.1秒差以内に接近しました。織戸はその後ピットインしましたが、阪口はアタックを続行。最終的にはわずか0.059秒でポールを奪いました。
Race 1は今日の現地時間14:20にレーススタートとなります。SROのGT World YouTubeチャンネルとJ Sportsで生放送されます。