> コメット、クレフ、クラフト・バンブーがアジアでのSRO初の単独GT4 レースに出場決定
さらに3チーム (コメット、クレフ、クラフト・バンブー) が、8月18~20日に岡山で開催される、ファナテックGTワールド・チャレンジ・アジア・パワード・バイAWS のGT4ジャパン大会に参戦します。
1時間のスプリント2レースは、SROモータースポーツグループにとってこの地域初の単独GT4レースとなります。既存のファナテックGTアジアのフォーマットを反映して、各車両は 2名のドライバーが運転、レース開始後25分から35分の間に交代する一方、15分間の予選セッション2回によって両方のグリッドが決まります。
コメット、クレフ、クラフト・バンブーはいずれもファナテックGTアジアのGT3クラスに参戦していますが、いずれのチームもGT4に不慣れではありません。
クレフは昨年鈴鹿と岡山でマクラーレン570S GT4を走らせ、今回は2023年新型アルトゥーラで参戦、岡山でアジア競技デビューを果たします。このエントリーには、今シーズン初めに富士ともてぎでチームの720S GT3でレースしたYUKO選手と井上雅貴選手がステアリングを握ります。
同じ日本のチーム、コメットは昨年GT3とGT4にエントリーし、今年はシニアクラスのみの参戦となっています。しかし、岡山ではその状況が一変し、メルセデスAMGはRisa Oogushi選手と大木一輝選手の手に渡ります。
一方、クラフト・バンブーは、2019年の上海以来、初めてGT4でスタートします。元クラスチャンピオンはドライバーコンビ名をまだ明らかにしていませんが、4年前と同じようにメルセデスAMGを走らせることになります。
これら3台の追加により、現在のGT4ジャパンのエントリーは8台となりました。
岡山のGT4ジャパンレースは、今年のファナテック・ジャパンカップのタイトルを決定し、場合によってはGT4選手権の総合順位も決定することになるでしょう。さらに 2レース (どちらもファナテックGTアジアの一部) が 9 月のセパンで続きます。
YZレーシングBMW Mチーム・スタディの加納政樹選手とマックス織戸選手は、もてぎで2勝し、現在両方のランキングでトップに立っています