ファナテックGTワールド・チャレンジ・アジア・パワード・バイAWS は、8月18-20日に今季最後から2番目の大会を岡山で開催し、ファナテック・ジャパンカップのタイトル決定戦とSROモータースポーツ・グループ初の単独アジアGT4レースも開催されます。
60分間の2回の「GT4ジャパン」レースにはエントリーした8台が参戦し、2023年のクラス総合およびジャパンカップの順位にもカウントされる一方、ファナテックGTアジア/ジャパンカップのメインイベントには31台のGT3マシンが出場することが確定しています。
両クラスのジャパンカップのタイトルが決定しますが、来月セパンで2023年シリーズが終了する前にGT3とGT4選手権も決定してしまう可能性もあります。
GT4ジャパンのエントリー数は5メーカーから成る8台で、ヨーロッパとアメリカの基準からすると控えめではあります。しかし、この数は、クラスがあまり確立されていないアジアの大会のためにSROが集めた中ではこれまでで最大の数でもあります。オーガナイザーは、岡山でのGT4ジャパンレースが2024年に向けての関心を高めるのに役立つことを願っています。
ベンジャミン・フラナソヴィチ、選手権ゼネラルマネジャー:「私たちの単独GT4レースへの反応と、この実験が来年私たちをどこに導くかについては、本当に励みになります。私たちは当初、日本におけるGT4の可能性のテストケースである岡山では数字は重要ではないと言いました。しかし、今回の結果を見ると、GT4 スプリント・シリーズに対する需要があることは明らかです。
「他のエントリーも実現に近づいています。例えば、K-チューンズのスープラは鈴鹿で事故にあうまでは出場予定でしたし、私は岡山のエントリーを倍増させることを目標にしている来季に向けて、参加する見込みのあるチームと前向きな話し合いを行ってきました。これは野心的な目標ですが、達成可能だと私は信じています。
「GT4の成功は、2024年のより広範なファナテック・ジャパンカップのフォーマットに部分的にかかっています。それについては岡山でチームとさらに話し合っていきます。」
加納政樹選手とマックス織戸選手(YZレーシング・ウィズBMW Mチーム・スタディ)は、GT4総合とファナテック・ジャパンカップの両ランキングで、大塚直彦選手と小林翔選手(チェックショップ・ケイマニア・レーシング)を16ポイント差でリードしています。ジャパンカップは誰がきても岡山で決まるでしょうが、総合タイトルはセパンまでもつれるかもしれません。
彼らのチームは、日本のGT4エントリー6 台のうちの 2 チームであり、既存のファナテックGT アジアの経験を持つ 2 チームも加わります。トヨタ・ガズー・レーシング・インドネシアとそのドライバー、ハリダルマ・マノッポ選手と野中誠太選手はタイでの開幕戦以来の出場となりますが、元チャンピオンのクラフト・バンブーは2019年以来のこのクラスへの参戦となります。
GT4ジャパンの両レースはSRO GTワールドとJスポーツのYouTubeチャンネルで生放送されます。
岡山大会タイムスケジュール
8月17日木曜日
11:00 – 12:15 GT4 テスト1
12:25 – 13:40 GT3 テスト1
14:40 – 15:55 GT4 テスト2
16:05 – 17:20 GT3 テスト2
8月18日金曜日
09:30 – 10:30 GT4 公式プラクティス1
11:30 – 12:30 GT3 公式プラクティス1
13:30 – 14:30 GT4 公式プラクティス2
14:30 – 15:00 GT4 ブロンズセッション
16:00 – 17:00 GT3 公式プラクティス2
17:00 – 17:30 GT3 ブロンズセッション
8月19日土曜日
09:00 – 09:15 GT3 予選1
09:22 – 09:37 GT3予選2
09:47 – 10:02 GT4 予選1
10:09 – 10:24 GT4 予選2
12:30 – 13:30 GT3レース1
15:50 – 16:50 GT4レース1
8月20日日曜日
11:20 – 12:20 GT3レース2
14:30 – 15:30 GT4レース2