Blancpain GT Series Asiaの鈴鹿、富士ラウンドへの日本チームからの参戦が発表

Blancpain GT Series Asiaの鈴鹿、富士ラウンドへの日本チームからの参戦が発表

今シーズンも3つの日本チームが鈴鹿と富士で開催されるBlancpain GT Series Asiaにレース・バイ・レース参戦を表明した。

D’Station Racing、Porsche Team EBIそしてKizashi x Saccess Racingはどれも昨年、選手権初年度の日本開催大会に参戦している。また、6月30日/7月1日に開催される第5戦、第6戦までに更なるエントリーが発表される予定となっている。

今シーズンはGT3に昨年もレース・バイ・レースで鈴鹿と富士に参戦したARN Racing、そしてGT4にはBMW Team Studieがフル・シーズン参戦を果たし、マレーシアとタイの2戦には10人の日本人ドライバーが参戦した。

母国での連戦を迎え、Super GTとSuper耐久シリーズに参戦し、昨年も同じドライバーのコンビで参戦したD’Station RacingがやはりPorsche 991GT3 Rで戦列に加わることになった。チーム・オーナーでドライバーの星野敏と2004年Le Mansのウィナー、荒聖治は引き続きSuper耐久にチーム・メイトとして参加している。

もう一台、Porscheでの鈴鹿と富士への参戦を表明しているのがTeam EBIで、代表である山野直也は昨年に引き続きの参戦で、パートナーには実兄で3度のSuper GT GT300のチャンピオン、また17回の全日本ジムカーナ・チャンピオンという輝かしい戦歴を持つ山野哲也を起用している。

「昨シーズンに続き、再びBlancpain GT Series Asiaに戻ってくることができて、とてもうれしいです。今回は特に初めて兄と共にPorscheディーラーのチームで戦うので、それも楽しみです」。と山野直也は言った。「我々はPorscheの2018年のEvoパッケージの性能を引き出すのを、とても楽しみにしています」。

最後に、FIA-F4やCarGuy Superraceに参戦するKizashi x Saccess Racingは、Lamborghini Huracan GT3でBlancpain GT Series Asiaの日本2戦を戦うことを表明した。Ferrari Challengeのドライバーだった近藤保と2012年のSuper GT GT300クラスのチャンピオンの横溝直樹を起用する。

Blancpain GT Series Asiaの鈴鹿ラウンドは6月28日(木)の全日テストから始まる。このテストではPirelliタイヤが2018年に導入したばかりのDHD2タイヤと共に、週末のレースと8月に開催される鈴鹿10時間レースで適用されるBOPのパラメーターを試す機会となる。D'Station並びにフル・シーズン・エントリーのARN Racing、Craft Bamboo Racing Grupe M Racing, GruppeM Racing、HubAuto Corsa、KCMGなどは8月24-26日に開催されるIntercontinental GT Challengeの アジア・ラウンドへの参加を既に発表している。

鈴鹿の後は、7月21日/22日に富士スピードウェイで第7戦と第8戦を行い、シリーズは終盤に向けて中国の上海と寧波へと転戦を続けることになる。