FP2: KCMGのランプ選手とTaiwan Top Speedが依然鈴鹿最速!

FP2: KCMGのランプ選手とTaiwan Top Speedが依然鈴鹿最速!

結果表: FP2

午後2回目に行われたBlancpain GT Series Asia鈴鹿ラウンドのフリー·プラクティスでも、最速だったのはKCMG by Champion Racingのマーティン·ランプ選手とTaiwan Top Speed Racing。 

日本GPが行われるこのサーキットに陽が傾くころ、ランプ選手は自身のFP1のタイムを1.4秒上回るタイムを記録した。赤旗でセッション中断など、波乱のセッションの中、一旦勢いを得ると、それまでトップだったCraft-Bamboo Racingの新人、ニック·フォスターのタイムをあっという間に塗り替えた。 

エストニア出身のランプ選手の2分02.248秒のタイムはパートナーのリック·ユーン選手がAudi R8 LMS GT3をグラベルに一瞬止めてしまった後も塗り替えられることはなかった。

フォスター選手の2番手タイムも、ランプ選手にこそ遅れること0.46秒ではあっても大いに健闘した。シルバー·カップを目指す、彼とデヴォン·モデル選手のCraft-Bamboo RacingのPorscheは午前中から比べて大きくタイムを伸ばし、Milestone RacingのAudiのフランキー·チェン·コンフー選手、そしてチャンピオン争いをリードするGruppeM Mercedes-AMGのハンター·アボット選手とマクシー·ゲーツ選手からコンマ2秒の差をつけた。  

マーチー·リー選手とショーン·トン選手のAudi Hong Kong R8 LMS GT3は、OD Racing Audiのミッチ·ギルバート選手とアディティヤ·パテル選手を0.012秒差でかわして、2回目のセッション、5番手につけた。Spirit of Raceのマッシミリアーモ·ワイザー選手がフェラーリ勢の中でトップ·タイムにつけ、ジュールズ·シムコウィアック選手とティム·サグデンのGruppeMの2台目のMercedes-AMGの前に出て7番手となった。ジェフリー·リー選手とアレッシオ·ピカリエロ選手は1回目の2番手から順位を落とし、9番手となった。

スポット参戦の日本チームの中では、ARN RacingのFerrariが引き続き最速の14番手、グレッグ·テオ·ビー·タット選手とデヴィッド·ティプトビアントロ選手の、T2 MotorsportsのFerrariがアマチュア·カップ中トップでライバルのリン·ユエ選手とジュウ·ジュンハン選手(FFF Racing Team by ACM)に先んじた。 

Taiwan Top Speed Racingのジョージ·チョウ選手とケオ·チャン選手は引き続きCraft-Bamboo Racingのジャン·マルク·マーリン選手とフランク·ユー選手とのバトルをつづけ、GT4勢のトップにつけた。今回も17号車のポルシェは2分19.115秒と1回目に比べてタイムを落としながらも、ユー選手が最後にペースを上げながら、0.7秒追いつかずにクラス·トップを守った。

バイロン·トン選手とエリック·ロー選手のEKS Motorsportsのポルシェは0.058秒遅れで3位に着けた。 

明日は最終プラクティス·セッションが日本時間8:00に行われ、10:05からの予選、そして1時間の第1レースが15:10に行われる。

Blancpain Gt Series AsiaのFacebook ページ、そしてウェブサイトで生中継される、予選、そして第1、第2レースをぜひお楽しみに!