GT3 予選:AAS Motorsport by Absolute Racingが両セッションでポールポジションを獲得!

GT3 予選:AAS Motorsport by Absolute Racingが両セッションでポールポジションを獲得!

> リザルト:Q1 | Q2

AAS Motorsport by Absolute Racing はFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS 岡山戦で予選の両セッションを総なめ。Q1ではVutthikorn Inthraphuvasak、Q2ではAlessio Picarielloがポールポジションを獲得しました。

Q1ではタイトルライバルのAnthony Liu(Craft-Bamboo Racing)にわずか0.007秒差で先行。その後のQ2ではPicarielloが2位のMaezawa Racingの横溝直輝から0.269秒差でポールを獲得した中、上位22台が1秒以内に収まる接戦が繰り広げられました。

InthraphuvasakはQ1の中盤に赤旗中断となる直前に暫定ポールを取得。しかし、セッションが再開するとLiuが連続でファステストタイムを刻み、一時的に0.4秒のアドバンテージを築きます。

その後、R&B RacingのLu Weiがその差をわずか0.2秒へと縮めましたが、最終的にはInthraphuvasakがLiuのMercedes-AMGをわずかに上回りました。この結果により、今シーズンのチャンピオン候補の4人中3人がフロントロウからスタートとすることになります。

一方、ランキング首位のTriple Eight JMRのPrince Abu Bakar Ibrahimは予選9位と、決勝での巻き返しが期待されるポジションとなりました。

4位は今大会から復帰した5ZIGENのHirobonで、Inthraphuvasakからは0.4秒差。濱口弘のLamborghiniは5位につけ、トップ5に4メーカーが入る結果となりました。Fanatic Japan Cupタイトル獲得に王手をかけている永井宏明は続く6位フィニッシュでした。

Yuan Boは序盤では速さを見せていましたが、最終的には7位に後退。しかし、それでもSilverクラスとFanatec China Cupのトップタイムをマークしました。

Q2ではPicarielloが連続でファステストラップを叩き出し、群を抜いて速いタイムをマーク。1.28.407と後続と0.2秒差と今週末最速のタイムを記録しました。2位の横溝はMaezawa Racingのシーズンベストグリッドポジションを獲得しました。

KCMGのEdoardo Liberatiも3位のタイムでチェッカーフラッグを受け、同様にチームのシーズンベストグリッドポジションを獲得。わずか0.009秒差でAlvaro ParenteのHubAuto Porscheを破りました。

Craft-BambooのMaximilian Goetzは、Mercedes-AMGドライバーの中でトップタイムを記録し5位。Leo Ye HongliはR&BのPorscheでトップ6を締めくくり、Silverクラスのポールを獲得しました。

一方で、複数の実力はドライバーらが上位争いから外れたタイムを記録する結果となりました。富士スピードウェイと鈴鹿サーキットでポールポジションを獲得していたDani Juncadellaは13位。Matteo Cairoliは続く14位。Patrick Pilet、Dennis Lind、Richie Stanaway、Earl Bamberも15位以降のスタートとなります。

GT3レース1は今日の12:40 JST(GMT +9)にスタートします。SROの公式YouTubeでのライブ配信、またはJ Sportsでご視聴いただけます。